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新山口駅 ウィキペディア 新山口駅 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 新山口駅* Shin-Yamaguchi Station 2.jpg 南口外観(2019年2月) しんやまぐち Shin-Yamaguchi Wikimedia | © OpenStreetMap 所在地 山口県山口市小郡令和一丁目2-1[ 北緯34度5分36.5秒 東経131度23分51.2秒座標: 北緯34度5分36.5秒 東経131度23分51.2秒 所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本) 電報略号 シヤ コリ(小郡駅時代) 駅構造 高架駅(新幹線) 地上駅(橋上駅)(在来線) ホーム 2面2線(新幹線) 5面8線(在来線) 乗車人員 -統計年度- 7,874人/日(降車客含まず) -2019年- 開業年月日 1900年(明治33年)12月3日[3] 乗入路線 4 路線 所属路線 ■山陽新幹線 キロ程 474.4 km(新大阪起点) 東京から1027.0 km ◄徳山 (44.3 km)(35.1 km) 厚狭► 所属路線 ■山陽本線 キロ程 459.2 km(神戸起点) ◄四辻 (5.2 km)(4.0 km) 嘉川► 所属路線 ■山口線 キロ程 0.0 km(新山口起点) (1.0 km) 周防下郷► 所属路線 ■宇部線 キロ程 0.0 km(新山口起点) (2.8 km) 上嘉川► 備考 直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 * 2003年に小郡駅から改称。 新山口駅(しんやまぐちえき)は、山口県山口市小郡令和一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅である。 2005年(平成17年)の市町村合併までは旧・小郡町に位置しており、2003年(平成15年)までは小郡駅(おごおりえき)と称していた。 概要 山陽新幹線の停車駅のひとつであり、在来線各線との接続の他、萩・秋芳洞方面や山口宇部空港への直行バスが運行され、山口市や周辺地区における交通の要衝としての役割も担う。乗降客数は山口市の中心駅である山口駅を上回る(後述)。 列車運行上の要衝でもあり、下関総合車両所新山口支所(旧小郡機関区)が併設されている。また、夜間滞泊が設定されており、山口線の観光列車「SLやまぐち号」の始発駅である。 かつては山陽本線の四辻駅 - 小野田駅間各駅と山口線・宇部線・小野田線各線のすべての中間駅を管轄する山口地域鉄道部も併設されていた。同鉄道部の廃止ならびに山口エリア統括部の発足以降は、管理駅長が配置された管理駅として、山陽本線の富海駅 - 本由良駅間各駅、山口線のすべての中間駅、宇部線の新山口駅 - 阿知須駅間各駅を管理している。 新山口駅構内の運行管理は当駅で行なっている運転取扱駅である。 事務管コードは▲800646を使用している。 乗り入れ路線 在来線は当駅の所属線である[5]山陽本線と、当駅起点で山口線と宇部線が接続している。 山陽新幹線は開業時から速達タイプの「ひかり」の一部が停車していた。2003年から「のぞみ」、2020年より「みずほ」の一部がそれぞれ停車する。2021年現在では「のぞみ」、「みずほ」、「さくら」、「ひかり」の速達種別が毎時2本程度停車する。加えて、週末や多客期を中心に臨時の「のぞみ」「さくら」「ひかり」が多く設定される。また、深夜早朝に当駅始発、終着の「こだま」も存在する。「みずほ」が停車するようになった2020年3月のダイヤ改正に合わせて、新幹線ホームにて発車メロディ「銀河鉄道999」(広島駅などで使われているものと同じ)が導入された。 歴史 1900年(明治33年)、旧吉敷郡小郡村の玄関口となる小郡駅として開業し、1975年(昭和50年)3月に新幹線も同駅で開業した。2003年10月1日に現駅名「新山口駅」に改称した。 駅名改称 1997年(平成9年)に山口商工会議所が「小郡駅」から「新山口駅」への改称を求めることを決議し、1998年(平成10年)には小郡商工会議所が小郡町議会に要望書を提出していた。しかし、山口市の一部としてみられるのを嫌った当時の小郡町民がこれに反対したため、駅名改称とはならなかった。 再度駅名の改称の機運が高まったのは2003年で、地元からの新幹線「のぞみ」停車への要望を受けて、JR西日本から同年10月のダイヤ改定にあわせた駅名改称の打診があったことを当時の小郡町の岩城精二町長が明らかにした。このときは、かつてとは状況が異なっており、平成の大合併による旧小郡町と山口市の合併が具体化していた。幾度か協議を重ねた後、駅名の改称に至った。一方、住民らによる「小郡町の将来を考える会」が町長に変更撤回を申し入れる動きもあった[8]。改称にあたってJR西日本が必要とした費用4億2880万円のうち半額を山口県と関係自治体が折半した。 自由通路には橋下を通過する線路のモチーフが正位置で表現されている 在来線が橋上駅、新幹線が高架駅となっている。在来線改札は駅の南北をつなぐ自由通路の横にあり、新幹線改札は南口(新幹線口)にある。2015年10月2日以前は北口(在来線口)にも駅舎があり在来線改札が南北の駅舎に設けられていたが、同年10月3日をもって南北自由通路が開通し、南北の在来線改札口が閉鎖された上で一本化された[13]。また、橋上駅舎上の改札にはみどりの窓口はない。在来線改札口にICカード簡易読取機が設置されているが、これはEX-IC利用客用であり、ICOCAそのものはサービスエリア外であるため使用できない(駅構内のキヨスク新山口3号とデイリーイン、在来線改札横のセブン-イレブンハートインではICOCA電子マネーを含めた交通系電子マネーでの支払いが可能)。南口には山陽新幹線用の自動改札機とSMART ICOCA専用クイックチャージ機が設置されている。新幹線口1階(改札外)には土産物や飲食店を備えた「アイスタ新山口」(旧称:新山口駅名店街)が立地する。 在来線は5面8線の地平ホームをもつ。1番のりばと8番のりばが単式で、2・3番のりば、4・5番のりば、6・7番のりばがそれぞれ島式である。かつては1番のりばの東側の切り欠き部に0番のりば(山口線専用のため、架線は張っていない)があったが、2010年(平成22年)3月13日のダイヤ改正をもって使用が停止され、その後かさ上げされてSL広場となった]。また、以前から営業列車の停車しない3番のりばも、駅改修工事時にフェンスが設置された。 山陽本線は4番のりばが上り本線、6番のりばが下り本線であり、当駅を跨ぐ列車は基本的にこれらのホームを使用する。5番のりばは中線、7番のりばは下り副本線にあたる。5番のりばより宇部・下関方面、6番のりばより防府・徳山方面への折り返しが可能で当駅到着後、回送せず折り返す列車はこれらのホームを使用する。6番のりばが既に他の列車で塞がっている場合、下り列車は7番のりばを使用する。また、宇部線の構内配線は他の2路線と完全に分離されており、構内にある下関総合車両所新山口支所に入線することもできないため、8番のりばの南に宇部線の電車が待機するための電留線が設けられている。2番のりばにはかつて山口線と山陽本線を直通していた急行列車である「あきよし」「さんべ」の号車案内が残る。 新幹線は、16両編成対応(ホーム長410m)の相対式ホーム2面2線(内側に上下通過線2線を挟む)を有する高架ホームである[15]。構内は博多方向に向かって左方向に半径4,000mの曲線を描いている[16]。12番のりばの南側(外側)に保守用車両の出入りする側線が設けられているが、本線のホームとは高低差があり壁で遮られている(新幹線口の写真参照)。 のりば 在来線ホーム のりば 路線 方向 行先 備考 1・2 ■山口線 - 山口・津和野方面 「SLやまぐち号」は1番のりば 「スーパーおき」は2番のりば 3 (回送列車等のみのため閉鎖) 4・5 ■山陽本線 上り 防府・徳山・岩国方面 一部6番のりば 6・7 下り 厚狭・下関方面 一部5番のりば 8 ■宇部線 - 宇部新川・居能方面 新幹線ホーム のりば 路線 方向 行先 備考 11 ■ 山陽新幹線 上り 広島・新大阪方面 一部の上り回送列車は下りホームに停車 12 下り 博多・鹿児島中央方面 バリアフリー化の状況 2011年(平成23年)に開催されたおいでませ!山口国体・おいでませ!山口大会や、2015年(平成27年)の第23回世界スカウトジャンボリーの開催に合わせてバリアフリー化を行っている。2010年度・2011年度に、新幹線駅舎にエレベーターが設置され、2014年(平成26年)3月より駅舎の一部が橋上化されたのとあわせて、在来線の各ホームにもエレベーター、エスカレーター(上昇のみ、下降はなし)が設置された。 駅弁 長年にわたり、小郡駅弁当(1910年創業)が営業を行っていた。2010年7月1日に経営の効率化を目指して小郡駅弁当が徳山駅弁当・下関駅弁当を吸収合併し、その2駅でそれまで人気だった一部「かんばん」弁当(下関駅の「ふく寿司」など)も小郡駅弁当が販売を継続していた なお、駅構内のうどん店は引き続き小郡駅弁当が運営する予定である。 利用状況 1日の平均乗車人員は以下のとおり。山口県にあるJRの駅では下関駅に次いで2番目に多く、山口市では最も多い。。 なお、2019年度の1日の平均運輸取扱収入は2607万6千円。 乗車人員 年度 1日平均人数 備考 2019 7,874 駅周辺 駅周辺の市街地 令和を冠した小郡令和 駅北側(在来線口)が元々の旧小郡町中心部にあたり、当時からの公共施設や金融機関はこちら側に集中するが、山陽新幹線開業時に新幹線口が整備されて以降、開発が進展しビルが建ち並ぶ。駅の南北を問わずビジネスホテルが数多く建ち、予備校・学習塾も駅周辺に多く立地する。駅周辺には明治から令和までの元号が付いた通りや公園が存在する。 北口(在来線口)周辺 駅前ロータリーから山口県道214号新山口停車場長谷線が延び、山口県道335号江崎陶線(旧国道2号)および国道9号に接続する。国道9号は長きにわたって小郡市街地付近で2車線となっており、山口市中心部と国道2号(小郡道路)を結ぶ上でのボトルネックとなっていたが、2011年に拡幅(小郡改良、4車線化)が完了し、バイパスともなっている山口宇部道路の開通もあって、駅周辺の渋滞は軽減傾向にある。 山口市小郡文化資料館 山口市小郡総合支所(旧小郡町役場) 山口市立小郡中学校 山口南警察署新山口駅前交番 : かつては小郡警察署(現・山口南警察署)も駅北側にあった。 山口銀行小郡支店 西京銀行小郡支店 西中国信用金庫小郡支店 小郡郵便局 小郡大正町郵便局 山口県理容美容専門学校 KDDI維新ホール 南口(新幹線口)周辺 南口市街地の遠景 駅南側には元々出入口がなく、椹野川右岸に広がる田園地帯だったが、新幹線駅開業時から小郡駅前第1土地区画整理事業、小郡駅前第2土地区画整理事業、小郡駅前第3土地区画整理事業の3期に分けて土地区画整理事業が施行され、オフィスビルやマンションが林立する市街地に生まれ変わった。 駅前正面に、小郡に縁のある種田山頭火の銅像が設置されている。 山口南総合センター 山口市南消防署 小郡浄化センター 山口市立小郡南小学校 山口県総合交通センター 山口南警察署 イオンタウン小郡 小郡黄金町郵便局 ローソン山口統括本部 セブン-イレブン山口統括本部 学校法人YIC学院 YICビジネスアート専門学校 YIC公務員専門学校 YICビューティモード専門学校 山口グランドホテル 山口調理製菓専門学校